生きがいが見つからず迷ったり、焦ったりしていませんか?
「生きがいを見つける」と聞くと自分が好きなことで得意でしかも稼げて…みたいな連想をしてしまいますが、私が思う生きがいは「自分が楽しいと思えること・充実していると感じること」を大切に育てていくことだと思っています。
40代、50代になると、「この先、何を楽しみに生きていけばいいんだろう」と感じ、『生きがい』を見つけたいと焦るのかもしれません。
そこでこの記事では、生きがいに関するランキングを参考に「他のみんなは何を生きがいにしているんだろう?」を確認していきます。
そしてそもそも「生きがい」って何だろう?という疑問を整理しながら、40代・50代から自分なりの生きがいを見つける方法を考えてみます。
生きがいは人生をかけられるような大きな夢や、特別な趣味でなくてもいいのです。普段の生活の中にある「ちょっと楽しみ」も、生きがいになり得ると思っています。
今から始める小さな楽しみが、これからの人生だけでなく、老後の楽しみにもつながっていくかもしれません。
生きがいって何?

「生きがい」と聞くと、人生をかけて取り組める仕事や、夢中になれる特別な趣味を思い浮かべるかもしれません。
でも、生きがいには一つの決まった形があるわけではありません。公益財団法人長寿科学振興財団の「健康長寿ネット」でも、生きがいは人によってさまざまで、一概に定義できないものとされています。
家族と過ごす時間、趣味、仕事、旅行、人との交流など、普段の生活の中で「楽しい」「充実している」と感じられることも、生きがいになり得ます。
だから、「人生を変えるような生きがいを見つけなければ」と考える必要はありません。
まずは、今の自分が何に楽しさや心地よさを感じるのか。そこから探してみてもいいのではないでしょうか。
では、実際にどんなことを生きがいにしている人が多いのでしょうか。まずはランキングから見てみましょう。
ランキングから見るみんなの生きがいは?

では、実際にどんな時に「生きがい」を感じる人が多いのでしょうか。
内閣府が行った「平成8年度 高齢者の健康に関する意識調査」では、「どんな時に生きがいを感じるか」という質問に対して、さまざまな回答が寄せられています。
ここでは、その上位をランキング形式で見てみましょう。といっても平成8年とちょっと前の調査なのであくまでも参考です。
1位:家族との団らん|44.1%
最も多かったのは、「孫など家族との団らんの時」で44.1%でした。
生きがいというと、仕事や趣味など「自分が打ち込むもの」をイメージしがちですが、家族と一緒に過ごす何気ない時間も、生きがいになっています。


我が家においても家族と笑って囲む食卓は楽しいし、このために働いてる感はあります。
ちなみに家族の一員のワンコは最高の癒しです。
2位:趣味やスポーツ|33.5%
2位は「趣味やスポーツに熱中している時」で33.5%。
これは40代・50代から生きがいを探すときにも参考になりそうです。
スポーツに限らず、読書や写真、キャンプ、バイクなど、自分が夢中になれるものを持っていることは、日々の楽しみにつながります。


趣味に没頭できるって最高の贅沢だと思います。
私の場合は1人の時間を大切にすることで英気を養っています。
3位:仕事|31.8%
3位は「仕事に打ち込んでいる時」で31.8%でした。
仕事そのものにやりがいを感じる人も、もちろんいます。
一方で、40代・50代になると「仕事だけが生きがいでいいのだろうか」と考える人もいるかもしれません。
だからこそ、仕事以外にも楽しみを持っておくことには意味がありそうです。

前職では自分で考え、自分で行動する。そして結果が出た時の充実感は格別でした。生きがいを仕事のやりがいにできる人は恵まれているかもしれません。
4位:旅行|30.7%
「旅行に行っている時」は30.7%で4位。
旅行は、行く前から計画を立てたり、当日を楽しみにしたり、帰ってから思い出を振り返ったりと、一つの出来事を長く楽しめるのも魅力です。


私の趣味はソロキャンプですが、年に数回行く家族旅行は大切な思い出になります。
結論:1人でも家族でも旅行は楽しい!
5位:テレビ・ラジオ|29.4%
5位は「テレビを見たりラジオを聞いている時」で29.4%でした。
一見すると何気ない時間ですが、「好きな番組を見る」「ラジオを聞く」といった日常の楽しみも、生きがいの一つとして挙げられています。

この統計は平成8年のもの、今ではYouTubeやSNSに変わっている部分はあるかと思いますが、新しい発見や自分と違う感性に触れた時の喜びは変わらないのかも…
また、「友人や知人と食事、雑談している時」も28.5%と多く、人との交流も生きがいにつながっています。
こうして見ると、生きがいは必ずしも特別なものではありません。
家族との時間、趣味、仕事、旅行、テレビやラジオ、人との交流。どれも、普段の生活の延長にあるものです。
つまり、生きがいを見つけるために、何か特別なものを探しに行く必要はないのかもしれません。
では、このランキングを自分の生きがい探しにどう活かせばいいのでしょうか。
ランキングから分かる生きがいの見つけ方

ランキングを見てみると、生きがいは「これでなければいけない」というものではないことが分かりました。
家族との時間を大切にする人もいれば、趣味やスポーツに夢中になる人、仕事に打ち込む人、旅行を楽しむ人もいます。
つまり、誰かにとっての生きがいが、そのまま自分に当てはまるわけではないのです。
では、自分の生きがい探しにこのランキングをどう参考にし、どう活かせばいいのでしょうか。
「これならやってみたい」と思ったものを探す
まずはランキングを見ながら、「これなら自分もやってみたい」と思うものを探してみましょう。
例えば「趣味やスポーツ」が気になったなら、いきなり本格的な趣味を始める必要はありません。
気になっていた場所へ出かけてみる、昔やっていた趣味をもう一度やってみるなど、できそうなことから始めれば十分です。
「旅行」に興味を持ったなら、遠くへ行かなくても、日帰りで知らない場所へ出かけてみるだけでもいいでしょう。

皆さんは青春18きっぷってご存知ですか?JRが期間限定で発売している3日間JR乗り放題(快速まで)で10,000円というもの。
フラッと知らない街に途中下車して散策してみるとか、ワクワク小旅行が楽しめます♪
大切なのは、ランキングの中から正解を選ぶことではなく、自分の心が少し動くものを見つけることです。
お金があったら・時間があれば、やってみたいことありませんか?
少しの工夫でやりたかったことの気分を味わうことは結構できたりすることもあります。
昔好きだったことを思い出してみる
40代、50代になると、仕事や家庭を優先するうちに、いつの間にか自分の好きなことを後回しにしていることがあります。

「昔はよくやっていたけど、今はやっていない」
そんなことはありませんか?
子どもの頃に好きだったこと、若い頃に夢中になっていたこと、以前は休日になると楽しみにしていたこと。
そうした記憶の中に、今の自分にも合う生きがいのヒントが隠れているかもしれません。


子供の頃、母にねだって買ってもらったガンプラ!大人になって作ってみたら自分ってこんなに不器用なんだ!って新しい発見があって苦笑い。
でも何とも懐かしく手先が器用だったらいい趣味になったかも…
今すでに続けていることにも目を向ける
新しい生きがいを探す前に、今の生活の中で何となく続けていることを振り返ってみるのもおすすめです。
一見すると「こんなことで?」と思うようなことでも、本人にとって楽しみになっているなら、それは生きがいの種かもしれません。
「人とのつながり」から探してみる

ランキングでは、家族との団らんや友人・知人との交流も、生きがいとして挙げられていました。
生きがいは、一人で楽しむ趣味だけではありません。
家族と食事をする、友人と話す、誰かに何かを教える、地域の活動に参加する。
そんな人とのつながりの中に「自分がここにいてよかった」と感じられる時間が見つかることもあります。

ブログを通じてSNS上で知り合った方達は、顔も名前も知らないが同じ目標を持った同士みたいな感覚。叩き合いが目立つSNSもありますが付き合い方次第だと思っています。
このように考えると、生きがい探しは「特別な何かを発見すること」ではありません。
ランキングをヒントにしながら、自分が少し楽しめること、またやってみたいと思えることを一つずつ拾っていく。
その中から、いつの間にか「これがあると毎日がちょっと楽しみだな」と思えるものが見つかれば、それで十分なのではないでしょうか。
「小さな生きがい」から見つけてみよう

「生きがいを見つけよう」と思うと、つい「一生続けられるもの」や「人生をかけて取り組めるもの」を探してしまいます。
でも、最初からそんな大きなものを見つける必要はありません。
たとえば、休日にコーヒーをゆっくり飲む時間や、好きな音楽を聴く時間、散歩や写真、バイクで出かけること。月に一度のキャンプや、楽しみにしているテレビ番組でもいい。

「これをしている時は少し楽しい」
「次の休日にまたやりたい」。
そんな小さな楽しみも、生きがいの種になるのではないでしょうか。
特に40代・50代になると、仕事や家庭を優先するあまり、自分のために使う時間が少なくなっていることがあります。
だからこそ、まずは大きな目標を探すより、自分が心地よく過ごせる時間を少し増やしてみる。
そして、やってみて楽しかったら続ける。合わなければ、別のことを試してみる。
最初から「これが自分の生きがいだ」と決めなくても大丈夫です。
小さな楽しみをいくつか持っているうちに、その中の一つが少しずつ大きくなり、気がつけば「これがあるから毎日が楽しみ」と思えるものになるかもしれません。
生きがいは、最初から見つけるものではなく、やりながら育てていくもの。
そんなくらいの気持ちで探してみてもいいのではないでしょうか。
生きがいが見つからない時にやってはいけないこと

生きがいが見つからないからといって、焦る必要はありません。
特に避けたいのは、「早く生きがいを見つけなければ」と自分を追い込むことです。
また、周りの人が楽しそうにしているからといって、自分も同じことをする必要はありません。ランキングからも分かる通り、人によって楽しいと感じるものも、心地よい時間の過ごし方も違います。
最初から「一生続けられるもの」を探すのではなく、まずは気になることを少し試してみる。
合わなければやめてもいい。
そんな軽い気持ちで探したほうが、自分に合った生きがいに出会いやすいのではないでしょうか。
今から生きがいを見つけることは、老後の準備にもなる

40代、50代の今は、仕事や家族との時間が生活の中心になっている人も多いと思います。
仕事があれば毎日の予定が決まり、子どもがいれば学校や部活動、家族の予定などで忙しく過ごします。
でも、そんな当たり前の生活も、ずっと同じとは限りません。
定年を迎えれば仕事との関わり方は変わりますし、子どももいずれ独立していきます。
だからこそ、40代・50代のうちから、仕事や家族とは別に「自分が楽しめるもの」を少しずつ持っておくことには意味があると思っています。
今の生きがいが、これからも続くとは限らない

先ほどのランキングでは、「家族との団らん」や「仕事」も生きがいとして多く挙げられていました。
私を含め仕事にやりがいを見出したり、家族との時間を大切にしたり。「生きがい」と感じている人も多いでしょう。
しかし、それらを生きがいの中心にしている場合、生活環境が変われば、これまでと同じようには楽しめなくなることもあります。
定年や子供の独立。必ず来る未来に向けて生きがいの軸足を少しずらすような準備も必要になってくるのです。

例えば、夫婦で共通の話題(子供のこと以外)を探してみる。

例えば、仕事で培ってきたスキルを活かして、なにか貢献できる場所はないか探してみる。
夫婦で見つけた新しい趣味が、自分にできることで地域に貢献できたみたいな新しい発見が、新しい生きがいになる可能性は大きいと思います。
40代・50代から始めたことが、老後の楽しみにもつながっていく
皆さんは何か趣味を持っていますか?もし何もない!という方には是非この機会にご自身の棚卸しみたいなことを試してみてはいかがでしょうか?
棚卸してみると見えてくるものがあるかもしれません。
たとえば、40代から始めた趣味が50代、60代になっても続いているかもしれません。
今は休日にしかできなかったことが、仕事を離れた後には時間をかけて楽しめるようになるかもしれません。
新しく始めた趣味をきっかけに人とのつながりができ、それが何年後かの楽しみになることもあります。
先述した「健康長寿ネット」でも、社会参加や地域とのつながりを持つこと、趣味や余暇を楽しむこと、さまざまなことに興味を持って経験することなどが、生きがいを見つける方法の一つとして紹介されています。
つまり老後のために今を我慢するのではなく、今を少し楽しむ。その小さな楽しみを続けているうちに、結果として何年後かの自分にも残っている。
小さな楽しみを育てていくことが、結果として老後の楽しみにもつながるのではないでしょうか。
まとめ|生きがいは「見つける」より「育てていく」
生きがいには、誰にとっても当てはまる正解があるわけではありません。
今回紹介したランキングも、「この中から選べば生きがいが見つかる」というものではなく、自分が何を楽しめそうなのかを考えるためのヒントにしてみてください。
「生きがい」が見つからない。見つけなきゃ!と焦るのではなく、40代・50代からでも、まずは「ちょっとやってみたい」と思えることを、小さく始めてみる。
それを続けているうちに、いつの間にか「これがあってよかった」と思えるものになるかもしれません。
「これが生きがいだ」と最初から決めなくても大丈夫です。
今の自分が楽しめる小さな時間を少しずつ育てていく。その積み重ねが、今の人生だけでなく、これからの老後の楽しみにもつながっていくのではないでしょうか。




コメント